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配当4%でも合計はマイナス?株価と配当を合わせる計算練習
配当利回りと保有期間全体の収益率は同じではありません。株価が下がった架空例で、配当と値動きを一つの式へまとめます。
配当を受け取ったことと、全体で増えたこと
株価の変化と配当は、株式の収益を考える別々の要素です。米国SECの投資家向けサイトInvestor.govでも、株価上昇による価値の増加と配当を区別しています。配当があるから、購入時より資産全体が必ず増えるとは限りません。
ここでは一株を1,000円で買い、保有期間中に配当40円を受け取り、期末に900円になった架空例を使います。税金・手数料・配当の再投資・株式分割を除き、途中の追加売買もない設定です。実在銘柄や予想利回りではありません。
購入時からの変化を足す
| 要素 | 計算 | 一株当たり |
|---|---|---|
| 株価の変化 | 900円-1,000円 | -100円 |
| 受け取った配当 | この期間の合計 | +40円 |
| 合計の変化 | -100円+40円 | -60円 |
この条件での単純な保有期間収益率は、-60円÷1,000円×100=-6%です。配当40円を購入価格で割ると4%ですが、これは配当の部分だけを取り出した値です。株価変化の-10%を合わせると-6%になります。
一般式で書くなら、今回のような条件では「(期末価格-購入価格+期間中の配当)÷購入価格」です。900円を分母にした配当利回りと混ぜると、基準が変わってしまいます。
まだ売っていない場合の呼び方
900円で実際に売ったなら価格差は売却による損失です。売っていないなら、900円は期末時点の評価に使った価格で、売却代金が入金されたわけではありません。どちらも今回の比較計算はできますが、現金として確定した結果と評価上の変化を区別して書きます。
逆に期末価格が1,050円なら、50円+40円=90円、同じ購入価格に対して9%です。同じ40円の配当でも、価格変化によって期間全体の結果が異なることを確認できます。
実際の記録へ移す前に
保有期間が異なる二つの9%をそのまま比較したり、数か月の結果を将来も続く年率として扱ったりはしません。現実の口座では税・売買費用・追加購入・再投資などを含める必要があり、この簡略式の前提から外れる場合があります。
また、価格が下がったから将来戻る、配当が今後も維持されるという保証はありません。この記事は売買の推奨ではなく、結果の記録方法を確かめる教材です。「いくらを基準に」「いつからいつまで」「どの入出金を含めて」計算したかを、数字と一緒に残してください。
参考資料
資料確認日:2026-10-12。本文の架空例・計算例・編集上の整理は、実際の調査結果や体験談と区別して示しています。
AIを調査・整理・執筆の補助に使用し、対応する資料と照合して作成しました。